本年度、本校はリーディングDXスクールの研究指定を受けています。
リーディングDXスクールというのは、GIGA端末の標準仕様に含まれている汎用的なソフトウェアとクラウド環境を十全に活用し、児童生徒の情報活用能力の育成を図りつつ、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実や校務DXを行い、全国に好事例を展開するための事業です。
4月からタブレット端末の効果的な活用の仕方と授業改善に取り組んできましたが、1月24日(金)、公開授業①(オンデマンドでの公開を含む)を実施しました。
授業を公開したのは4年生、教科は国語。自作の詩を発表する授業でしたが、従来なら作った詩を朗読する、詩集にする、画用紙などに詩を書いてイラストを添えたものを掲示する等の方法で発表していましたが、今回はロイロノート(アプリ)の録音機能を使って音読の個人練習をしたり、友達と聞き合って練習したりし、グループで自作の詩を発表し合う学習でした。モニターに映し出された自作の詩には背景にその詩に会ったイラストがレイアウトされていましたが、これは生成AIを使って子どもたちが用意したものでした。授業の中で生成AIを使っている。それも小学4年生。
自作の詩を発表し、感想を伝え合ったり、よいところを見つけたりといった以前からある授業ですが、ICTを活用することで意欲が高まり、活気のある授業になりました。