社会科の学習で、3年生が町探検に行きました。数回に分けて行くコースの中の今回は「西コース」です。元気よく、笑顔で学校を出て県道102号線を西へてくてく。ぽつぽつと雨は降っていますが、そんなこと気にしていません。
ところでこの道は、江戸時代に整備された阿波5街道のひとつである撫養街道で、当時は四国の東の玄関口の港(現鳴門市撫養町岡崎)から伸びる全町60kmほどの、今で言う主要な幹線道路でした。いまでもお遍路さんのメインストリートとして、たくさん外国の方も歩いています。
その道沿いに何があるかをチェックしながら、西へ1km弱歩いたところにある食堂のあたりまで探検してUターン、学校に戻ります。
今回の西コースには広い神社やお遍路さんに関係するものがあったり、地域に根ざした食堂や季節季節のお野菜を販売する農産市があったり、あらためて歩いてみると、いままで知らなかったところや気にとめてなかったところなど、子どもたちにはいろいろな発見がありました。