5月8日(木)、五月晴れ!の続きです。
年長りす組さんの子どもたちは、うんてい、鉄棒、なわとび、スケーター・・・。思い思いの場所で体を動かして楽しそうです。登り棒に上っている男の子、いまにも空へ飛んでいきそうです。
んっ?、何やら「チャレンジ」している気配があります。
いま、この時間は何しているのかと先生に聞いてみると、『がんばり かぁどをしています』とのことでした。なるほどなるほど。
このカードの中にはフラフープ、スケーター、うんてい、てつぼう、ろくぼく等々、全部で27項目のリストがあって、それぞれ達成するとできた日を書いてくれて、シールを貼ってくれます。
実は子どもたち、体を動かすことがすきでよく運動している子と、運動よりも何かを作ったり絵を描いたりすることがすきであまり体を動かしていない子がいます。それが割と極端な場合には2極化と言われたりもします。いっぱい運動する子とほとんど運動しない子のどちらかということですが、これは小学校ではもうかれこれ20年ほど前から耳にするようになりました。しかも、運動しない子のほうが多いという・・・・・。
神宅幼稚園では、ちょうどいいバランスで、体を動かして心身ともにリフレッシュしたり、落ち着いてじっくり制作活動や室内遊びに没頭して楽しんだりできるようになってほしいと願っています。そこで、子どもたちの関心が体を動かすことにも向かい、運動の楽しさを味わうきっかけになるように、こんな「がんばりかぁど」を作って運動に親しむ時間を設定しているのです。
これも幼稚園の先生たちのいろんな「しかけ」のひとつです。
ではその効果はどうでしょうか?
気もちのいい青空の下、時間いっぱい体を動かしています。
「遊具で遊ぶん楽しいよ」「見て見て、スケーター乗れるよ」「動くんすきー」
効果ありあり。だと思います。