6年生が家庭科で、衣服の手入れを学習しています。その中で、実際に服を洗濯してみようという学習があるのですが、小学校では手洗いを中心に扱って、適切にできるようにしています。
実際にやってみると、なかなか大変な作業です。これを毎日やるとなると時間も体力も使います。昭和30年代、白黒テレビと電気冷蔵庫、そして電気洗濯機が3種の神器と言われていたことは子どもたちだれも知りません。ですが、いつか3種の神器家電のことを知った時、洗濯機が生活を豊かにする象徴だったことが、今回の体験からよくわかると思います。また、排水が環境に及ぼす影響を考えることで、身近な環境をよくするためにできることは何かを考えていくことにもつながっていきそうです。
ちなみに3種の神器の電気洗濯機は当然全自動ではなく脱水は手動です。洗濯機にハンドルで回すローラーがついていて、そこで洗濯物を自力でしぼって脱水していました。
保護者の方も知りませんよね。
私は知っています。
なんなら、ローラーを回して洗濯のお手伝いも実は経験済みです...。