町の防災士さんたちに来ていたただいて、5年生が防災について学びました。
今回は、災害発生時の心肺蘇生法(AED含む)や、避難所が開設されたときの災害対策用プライベートルーム(テント)や簡易トイレの使い方、近くにあるもので担架を作って負傷者を運ぶ体験など、たくさんのことを教えていただきました。
今後30年の間に南海トラフ地震が発生する確率は80%とされています。さらに10年先の40年となると確率はさらに上がって90%となっています。
30年後の5年生は41歳,40年後は51歳。これは、子どもたちが生きている間に南海トラフ地震が発生すると考えておかなければならない数字です。と言うよりも、明日地震が発生しても、今日発生してもおかしくないという数字だと思います。
学校ではこれからも防災、減災、何より命を守る防災教育、地震を想定した避難訓練を進めていきます。また、もう十分にされていると思いますが、ご家庭でも、防災バッグの準備や、水や食料などの備蓄、簡易トイレの用意などとともに、平日の昼間など、家族がバラバラなときに地震が起きたらどこへ避難するか、どうやってお互いの無事を確認するか、どこへ集まるかなどを相談しておくなど、巨大地震への備えをよろしくお願いします。
ところで、先日、心肺蘇生法を板野西部消防署の救急隊員の方に教えていただき勉強していた先生たちは、早速今日の授業で子どもたちに素晴らしい連係プレーを見せることができ、よい手本となることができました。